作業学習について
本校の作業学習では、就業に必要な知識・技能・態度の習得を目指します。
実践的な働く力と社会性が身に付くよう、
- 地元企業からの受注作業
- 近隣の公共施設での実習
- 外部講師による専門的な指導
等、地域や地元企業と連携した活動を重視します。
作業班について
作業学習では、受注班、食品加工班、流通・福祉班、環境班の4つの班に分かれ、さらに以下の図のように、班同士、地域と関連しながら実習を行っています。
受注班
- 地元企業から、パソコンの分解・分別、工業部品の加工、検品、梱包等の作業を受注し、期限を守って納品しています。
- 食品加工班に納品する作物栽培も行っています。
食品加工班
- 受注班が畑で育てた作物を使って、パン作りを行っています。パンの種類は、かぼちゃパンやさつまいもパン、りんごパン、ピザパン、ブルーベリーパンなど季節によって変わります。
- 国吉農林振興会からの委託で、乾燥りんごの製造も行っています。製品は高岡の道の駅等で販売されています。
- 食品加工班では、白衣、マスク等を着用し、衛生面に十分注意して作業を進めています。
流通・福祉班
- 校内にある「えびCafé」の営業や食品加工班が作ったパンの販売を通して、接客サービスの学習を行っています。えびCaféについてはこちらをご覧ください。
- オフィスでの事務作業、仕分け作業、梱包等の学習も行います。
- 福祉分野では、介護技術や家事援助を学習しています。車いす清掃、ベッドメイキング、着替えの介助等を学習し、校外作業学習として、近隣の特別養護老人ホームで車いす清掃やお茶出し、レクリエーション活動等を行っています。
環境班
- ビルクリーニングの作業を通して、清掃の技術や心構え等を学習します。実習室を中心に基礎的な技術を学ぶ「基礎清掃」、校内で依頼を受けた教室等の清掃や会場設営を行う「受注清掃」、公民館など地域の公共施設で清掃させていただく「地域清掃」と、段階的に学習を行っています。
- 校内の芝生広場等で芝生の管理を行ったり、刈払機を使って除草作業を行ったりしています。
- 冬は校内の除雪作業も行っています。