6月27日(木)、2学年家庭科で、本校の育児休暇中の先生と赤ちゃんを講師に招いて「高校生の赤ちゃんふれあい体験学習」を行いました。
初めて会う赤ちゃんに少々緊張しつつ、久しぶりに会えた先生との嬉しいひと時でした。
赤ちゃんの特徴や生活、子育てについて生徒から「どんな時に泣きますか?」「子育てで大変なことは何ですか」「妊娠中から出産までで苦労したことは何ですか」などの質問があり、一つ一つ丁寧に答えていただきました。その後、赤ちゃんの抱っこ体験をさせていただいたり、おもちゃで遊んだりして触れ合いました。
生徒たちは緊張してぎこちない様子で抱っこしていたにもかかわらず、赤ちゃんは生徒の目をじっと見つめる場面がよくあり、緊張が解け「温かい気持ちになった」「癒された」などの感想が聞かれました。また、生徒が赤ちゃんの目の前で好きなおもちゃを振ったら、赤ちゃんはじーっと後を追いかけて見たり、腕をふってくれたりしていました。赤ちゃんが本をめくるペースに合わせて優しい声で読んであげることで少しずつ慣れていきました。
生徒たちは「自分が親になったら、優しく接してあげたい」「素敵な由来の名前を付けてあげたい」「出産も大変だと思うけど親や周りの協力を得て子育てを頑張りたい」などと感想を発表し、将来設計のイメージとしての選択肢が一つ増えたようでした。生徒たちには、とても貴重な良い体験学習になりました。